中部商工業協同組合が行う外国人技能実習制度は、名古屋を中心として中小企業のために組合ネットワークを構築して活動しています。
技能実習生としての対象は基本的な日本語が理解できることと、日本の習慣を理解して順応することが条件です。
日本での生活管理は基本的には中部商工業協同組合が行います。
ただ受入れが決定した場合は受入れ企業との共同管理という形です。
技能実習生のより良い滞在を支援するために、言語対応や職場訪問、カウンセリングやビザの申請手続きなども行います。
他にも積極的な文化交流会や各種パーティーなども開催します。
この制度は技能実習1号としての滞在期間は最長期間で1年間です。
けれども実習期間終了時点で各技能検定に合格した場合は技能実習2号になります。
2号になったところで雇用契約を行い在留期間がさらに2年間許されます。
住居に関しては受入れ企業が社宅や寮など、1人あたり3畳程度のスペースを用意して寝具と冷暖房機器も貸し出します。
食事は設備がある場所で基本的には自炊します。
受入れる企業が危惧することは「仕事がキツイ」「他の職場に目移りする」などで中途で辞めてしまうことや、行方が分からなくなるということでしょう。
けれども技能実習生は送出し機関の厳重な審査を通過して、派遣された国や地方公共団体などの推薦状や在籍証明書を取得した人達です。
そのため受入れる企業側も安心して技能の譲渡ができます。
また日本語教育は基本的に来日前に受けているようです。